当院のCT検査について
当院では、低被ばく撮影を可能とした高性能16列マルチスライスCT装置を導入しています。一般X線撮影では見つけにくい病気の早期発見や精密診断が可能となります。
当院の院長は日本医学放射線学会診断専門医の資格を有しています。他院でCT撮影を実施しても外部企業に読影依頼を実施しているため検査結果が分かるまでに時間がかかってしまいますが当院では院長が日本医学放射線学会専門医の資格を持っているためCT撮影を実施した当日に検査結果が分かります。
そのため、当院でCT撮影をされた際は検査結果を聞くために何度もクリニックにお越し頂く必要はありません。
特徴
- 一度に広範囲のCT検査を行うことができます。
- 最新のX線被ばく低減技術を搭載していますので、安心してCT検査を受けていただくことができます。
- 高精細な16断面の画像データ収集により、これまでの輪切り画像だけではなく、任意の角度の断面像や3次元画像での画像評価が可能です。
低線量 肺がんCT検診について
死因の第1位は癌(特に肺がん)
日本人の死因の第1位は癌ですが、その中でも肺がんで亡くなる方が増加しています。2018年のデータでは、男性では癌患者の約24%(1位)が肺がん、女性も約14%(2位)が肺がんとなっています。(ちなみに女性の1位は大腸がん)
さらに、肺がん診断後の生存率は30%前後と、他の部位の癌に比べると生存率が低い傾向にあります。
このように恐ろしい癌ですが、早期に発見し早期に治療することで完治を目指すことができるようになります。
当院のCT検査で肺がんの早期発見を
現在主流になっている肺がん検診の方法は、胸部エックス線検査、または胸部エックス線検査+喀痰細胞診の組み合わせです。しかしながら、この方法では早期の癌を発見することがなかなか難しいと考えられています。そのため、早期の小さな病変を見つけるために、胸部CT検査を行っています。
当院のCTは、
●被ばく量が少なく済む
●高い解像度で小さな病変を見つけることが可能
という特徴を持ちます。
手軽に受診できるCT検診で肺がんの予防に取り組みましょう。
当院のCT検査でみられる病気
CT検査では脳から肺、腹部など全身を隅々まで撮影することができます。 胸部のCT検査では、肺がん、肺炎、肺結核、胸部大動脈瘤などの病変を、小さな発症早期段階であっても発見することができます。腹部のCT検査では胃、大腸、肝臓、胆管、膵臓、腎臓などの臓器を画像化していきますので、腹部の臓器で発症する癌や潰瘍などを発見することができます。
CT検査の流れ
監修:うちだ内視鏡・内科クリニック 院長 内田耕栄