院長 内田耕栄(うちだこうえい)
皆さま、こんにちは。
当院のホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。
当院は2020年6月に福岡市南区中尾の地で、主に内視鏡検査を行うクリニックとして開業しました。私たちが目指すのは食道がん、胃がん、大腸がんで亡くなる人がゼロの世界。そのためにもっと気軽に内視鏡検査を受けて頂けるように努めてまいります。
地域の皆さまの健康維持にお役に立てるよう一生懸命 努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願いします。
お体のことで気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
うちだ内視鏡・内科クリニック
内田耕栄
経歴
昭和45年 | 長崎市生まれ |
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昭和60年 | 福岡市立長尾中学校卒業 |
昭和63年 | 県立修猷館高校卒業 (勉強せずゲームばかりで2年浪人) |
平成2年 | 九州大学理学部入学 (勉強に身が入らず、平成5年中退。コンビニ店員をしながらこれではいけないと一念発起し、医学部に行こうと決意) |
平成7年 | 長崎大学医学部入学 |
平成13年 | 無事6年で卒業 九州大学放射線科学教室へ入局 主に九州がんセンターで放射線診断、癌の内視鏡診断や治療に従事 |
令和2年6月 | うちだ内視鏡・内科クリニック開業 |
資格・所属学会
- 日本医学放射線学会診断専門医
- 日本消化器内視鏡学会専門医
内視鏡検査について
もっと気軽に内視鏡検査を
上部内視鏡検査とは通称「胃カメラ」のことで、下部内視鏡検査は「大腸カメラ」。胃カメラ・大腸カメラと聞くと「痛そう」「苦しそう」というイメージを抱かれる方が多いのですが、私のクリニックでは「もっと気軽に内視鏡検査を」というコンセプトで患者さんにとって最もラクな方法を追求しています。
たとえば、胃カメラには2020年にバージョンアップをした最新機器を使います。直径5ミリのカメラで、従来のものよりも細く、無理なく通すことができます。さらに、高解像度で鮮明な映像が撮影できるため、わずかな異変にも気が付きやすく病気やトラブルを早期発見できるのです。
痛くない・苦しくないヒミツ
大腸カメラも通常の12ミリに比べて細い9ミリを採用。この3ミリの差で患者さんの負担は大きく軽減されます。そして、カメラの長さにも大切な意味があります。大腸の一般的な長さは150センチです。大腸カメラの長さは通常130センチなので、検査のときにはアコーディオンカーテンのように腸を80センチほどに縮ませてカメラを通しています。
しかし、この縮ませるのに技術が要ります。長い大腸カメラを使うと、腸を縮ませられなくても十分に検査ができます。当院で使っているのは長さ160センチのカメラ。もともと腸が長い人でも問題なく検査ができます。
検査にかかる所要時間は胃カメラが5~10分、大腸カメラが15~20分。思ったよりも短いでしょう? 検査の前には鎮静剤を注射し、患者さんが眠った頃に始めますから、「目が覚めると検査が終わっている」という状況です。「もう終わったの?」「思った以上にラクだった」とおっしゃる方が多いですね。
世界一気軽に受診できる内視鏡検査を目指して
私は医師になり20年内視鏡検査に携わってきました。過去には鎮痛剤を使わない検査など患者さんにとって苦しい状況下で検査をするしかないケースもありました。それでも、患者さんは「自分は病気なんだから我慢しなくちゃいけない」と頑張って通って来られる。もしくは、「もう辛いから検査をしたくない」という方もいらっしゃいました。
そんな姿を見ているうちになんとかして「もっとラクに内視鏡検査を受けられる方法はないか」と考え、このクリニックを開院するときに「世界一気軽に受診できる内視鏡検査を目指して」というコンセプトを掲げました。
胃がん・大腸がんといった深刻な病は早期発見でその後の経過が変わります。もっと気軽に内視鏡検査を受ける人が増えれば、苦しむ人の数は確実に減る。もしも胃腸に痛みや違和感があれば「これくらい」と我慢せずに気軽に受診してください。きっと、内視鏡検査のイメージが変わりますよ。
胃カメラ
直径5㎜、以前よりも画像が鮮明になった最新型の胃カメラ 管がやわらかく、スムーズに検査ができます。
大腸検査の待合室
大腸検査の前には下剤を飲んで2時間ほど待機。 トイレが隣接するTVルームで静かに過ごせます。
監修:うちだ内視鏡・内科クリニック 院長 内田耕栄