内視鏡上下部ドック

以下のような項目に該当する方へ

  • 1日で胃と大腸の両方の内視鏡検査が受けたい
  • 福岡で1日で胃と大腸の両方の内視鏡検査が受けられるクリニックを探している
  • 内視鏡検査を受けたいが、なかなか時間を取ることができない

上記のような項目に該当される方がいらっしゃいましたら、当院が実施している『内視鏡上下部ドック』を受診されることを推奨しています。下記には当院が実施している内視鏡上下部ドックの詳細について記載をしています。ぜひ最後までご覧いただければと思います。

内視鏡上下部ドックとは?

福岡県以外の他の都道府県ですと、保険診療の範囲内で、胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方が1日で受けられますが、福岡県では相応な理由がある方のみ1日で胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方が受けられます。つまり、福岡県では保険診療の範囲内で胃カメラ検査と大腸カメラ検査を1日で受けるハードルが高いです。そのため、胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方を受けたいと思っている方は、何度もクリニックに受診していただく必要があります。

普段、お仕事や家事や育児などで忙しい方もいらっしゃるかと思いますので、当院では自費診療となりますが内視鏡上下部ドックを行い、1日で胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方が受けられるコースを設けています。

胃がん、大腸がんは発症した早期の段階では『お腹が痛い』といった自覚症状を感じることがありません。自覚症状を感じることなく徐々に病状が進行していき、気が付いたことには進行がんであったという場合もあります。

当院では胃がんや大腸がんで亡くなる方を1人でも多く減らしていきたいと想い、日々内視鏡検査を皆様に提供しています。平日に検査を受けるための時間がなかなか確保出来ない方、何度もクリニックに来院する手間が面倒に思われて内視鏡検査の受診を遠慮している方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院の内視鏡上下部ドックを受けていただければと思います。

当院の内視鏡上下部ドックの特徴

消化器内視鏡専門医が全件検査を担当します

内視鏡専門医による質の高い検査を行っています。当院の院長は消化器内視鏡専門医の資格を持っています。内視鏡検査は専門資格を持っていなくても実施ができる検査ですが、当院の院長は今までに九州がんセンターなどの総合病院で数多くの内視鏡検査を担当し、内視鏡検査の実績も豊富です。今まで培った経験をもとに患者様が内視鏡検査時に苦痛に感じることがないよう、1件1件丁寧に内視鏡検査を提供しています。

大腸カメラ検査の事前診察は来院しなくても構いません

胃と大腸の内視鏡検査が1日で受けられます

自費診療で大腸カメラ検査を受けられる方は、事前診察は受けなくても構いません。予約を取得していただいた際に最近の体調面の確認を含めて看護師が電話をさせていただきます。

内視鏡上下部ドックの当日に飲んでいただく下剤については、ドック実施日の前日までに当院まで取りにお越しいただきます。また、院内で下剤の服用をご希望される場合は特に下剤を取りにお越しいただく必要はありません。

遠方にお住いの方でも内視鏡上下部ドックが受けやすい

内視鏡上下部ドックを受けるために、事前診察にお越しいただく必要はありませんので、何度もクリニックに来院する必要はありません。そのため、遠方にお住いの方でも安心して内視鏡上下部ドックが受けられる環境が整っています。

※内視鏡上下部ドックを希望される方は大腸カメラのWEB予約欄から取得してください。予約を取る際に備考欄に「胃カメラ検査も希望」の旨を記載してください。
※必ず内視鏡上下部ドックの予約時にWEB問診の回答をお願いします

大腸ポリープ切除の際には保険切り替え可能

大腸ポリープ切除の際には保険切り替え可能

内視鏡上下部ドックでは自費診療で内視鏡検査を実施していきますが、大腸カメラ検査の検査中に切除可能な大腸ポリープを見つけた場合はその場で切除します。大腸ポリープを早期の小さな段階で発見し、しっかりと取り除くことが大腸がんの予防に繋がります。

大腸ポリープを切除した場合は、大腸カメラ検査の費用は保険適用となります。そのため、大腸カメラ検査に関する費用は3割負担となります。検査の結果によって自己負担額が高額になっていくことはありませんのでご安心ください。

院内で下剤が飲める完全個室を複数個完備

院内部屋

大腸カメラ検査を受ける際に下剤を飲んでいただきますが、当院では初めての大腸カメラ検査で下剤の飲み方に不安がある方でも安心していただけるように、院内に下剤が飲める完全個室を複数個用意しています。下剤の内服に関して不安を抱かれている方は、スタッフと相談しながら下剤が飲める、院内の下剤服用スペースもご活用ください。

院内ではフリーWi-Fiを設置しているのと、各個室にはテレビも設置していますので、リラックスしながら下剤を飲んでいただければと思います。

内視鏡上下部ドックの流れ

1内視鏡上下部ドックの予約

受付・電話予約

内視鏡上下部ドックをご希望されている方はお電話にて予約を承っています。 まずは当院までお電話してください。お電話をいただいた際に、内視鏡検査の予約状況を確認し、内視鏡上下部ドックの検査を確定します。

2WEB問診の実施

WEB問診で簡易問診

内視鏡上下部ドックの予約を取得されましたら、web問診の回答をお願いしています。問診では最近の排便状況や既往歴、現在内服しているお薬などを質問させていただきます。その回答された内容を見て、内視鏡上下部ドックの当日の下剤についてや検査時に使用する鎮静剤の量などを決めていきます。

3内視鏡上下部ドックの前日

前日:食事制限

内視鏡上下部ドックの前日は21時以降になりましたら絶食となります。水やお茶などの透明な飲み物でしたら飲んでいただいても構いません。

日中のお食事については、野菜や果物、海藻類などの食物線維を多く含む食べ物は避けるようにしてください。うどんやおかゆなどの消化の良い物を食べるようにしてください。当院HP上に内視鏡検査前日の食事についての情報を掲載していますので、ぜひご確認してください。

→内視鏡検査前日の食事について

4内視鏡上下部ドックの当日の朝

院内部屋

内視鏡上下部ドックの当日は、予約をされた際に当院スタッフから指定された時間になりましたら、下剤を飲み始めてください。

下剤を飲み始めていただくと、少ししてから排便が始まります。便が綺麗になるまで下剤服用と排便を繰り返してください。排便が綺麗になりましたら当院へお越しください。お越しいただく際は、内視鏡上下部ドックで鎮静薬を使用する場合は、車やバイクなどの乗り物でのご来院はお控えください。

~院内で下剤を飲まれる方へ~

院内で下剤を飲まれる方は、朝の9時に当院にお越しください。当院にお越しいただきましたら、個室に案内をいたしますので下剤を飲み始めていただきます。下剤を飲み始めてから便が綺麗になるまでには2時間程度時間がかかります。個室にはフリーWi-Fiやテレビも設置しておりますのでご活用していただければと思います。

5内視鏡上下部ドックの開始

胃と大腸の内視鏡検査が1日で受けられます

当院にお越しいただきましたら検査準備室へ案内いたします。当院で用意している検査着に着替えていただきますので、内視鏡上下部ドックの当日は着替えやすい服装、指輪やネックレスなどの金属類は身に着けないでお越しください。

内視鏡上下部ドックの検査時間となりましたら胃カメラ検査・大腸カメラ検査を開始します。検査時は鎮静剤を使用しますので、ウトウトと眠ったような状態で胃カメラ検査・大腸カメラ検査が受けられます。内視鏡上下部ドックにかかる個人差がありますが、所要時間はおおよそ20~30分程度です。

6内視鏡上下部ドックの結果説明

結果説明

胃カメラ検査・大腸カメラ検査が終了しましたら、鎮静剤の効果が切れるまで院内のリカバリールームで休憩していただきます。目が覚めてから胃カメラ検査・大腸カメラ検査の結果を説明します。

検査結果の説明の際は、検査時に撮影した画像をお見せしながら分かりやすくお伝えするよう心掛けております。分からないことや気になることがございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。

7お会計

お会計

当院ではクレジットカードやPayPayなどの電子マネーでもお支払いが可能です。皆様がご希望される形でお支払いいただきます。

内視鏡上下部ドックの料金

当院が実施している内視鏡上下部ドックの料金は以下となります。

料金
内視鏡上下部ドックの料金 38,500円(税込)
大腸ポリープを切除した際の料金 約 37,310円(税込)

※保険に切り替える際は、ポリープの切除する個数などによって変動します

内視鏡上下部ドックをご希望される方へ

医院概要

内視鏡上下部ドックをご希望される方がいらっしゃいましたら、当院までお気軽にお電話してください。

当院ではこの福岡市から胃がん大腸がんで亡くなる方や、胃がん大腸がんで苦しい思いをされる方を1人でも減らしていきたいと思っています。内視鏡検査を受けたいが、検査を受けるためになかなか時間を確保できていない方がいらっしゃいましたらぜひ当院の内視鏡上下部ドックを受けていただければと思います。


監修:うちだ内視鏡・内科クリニック 院長 内田耕栄